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UPDATER、個人向けオフサイトPPAを支える 新たな権利トークンの仕組み「Enection3.0」で特許を出願

日本最大級の再生可能エネルギーのプラットフォーム「みんな電力」を運営する株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)は、個人向けオフサイトPPAを支える新たな権利トークンの仕組み「Enection(エネクション)3.0」について、特許を出願したことをお知らせいたします。

1.新たな権利トークンの仕組みについて
今回特許出願した新たな権利トークンの仕組み「Enection3.0」は、個人が自身の再エネを作り、利用できる仕組みを実現するために開発されました。
当社は電力領域において、再エネを選びたい、電気の生産者も自由に選べるようになりたいと考える消費者のために、「顔の見える電力」として、ブロックチェーンを活用し、発電所の発電量と需要家の需要量とのマッチング結果を記録し、お客さまへ提供してまいりました(Enection2.0)。しかしこれまでの取り組み、ならびにEnection2.0の技術では、あくまで発電量と需要量の一致を記録するのみでした。
Enection3.0では、発電量と需要量のマッチング方式をEnection2.0から変更しています。具体的には、発電量に対する使用権の契約情報をブロックチェーン上でトークン化し記録しており、マッチング結果が使用権に基づくものであることをブロックチェーン上で証明できるようになりました。これにより、ブロックチェーンを使い、改ざんができない状態で、消費者は自分が選んだ再エネ電力を使っている実感をもって、電力をお使いいただけます。

<ブロックチェーンシステムの全体概要図>



2.Enection3.0を活用したサービスで目指す社会ならびに今後の開発について

Enection3.0は、現在、電力の個人向けサービスであるピーパに、すでに採用されています。今後は電力においては法人向けサービスへ、さらには電力領域のみならず、様々な事業領域にも展開を予定しています。
直近Enection3.0を採用したピーパにおいては「みんな電力」が創業当時からめざしてきた「あの人がつくった電気を私が使う」という社会の実現を目指していますが、様々な事業領域にEnection3.0を導入を進めることで、作る人と使う人の顔が見えるつながりと、ワクワク感の創出に貢献してまいります。


参考:
・「ピーパ クラウド型ソーラー発電」について https://minden.co.jp/personal/ppa
・個人向けサービス「ピーパ」の申込開始に関するプレスリリース https://minden.co.jp/news/2023/12/07/8727

※本件については環境省の令和4年度地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業により実施しました。


3.株式会社UPDATERについて

2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人個人向けに SX*サービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界初で電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。「顔の見えるライフスタイル」の実現のため、ウェルビーイング事業「みんなエアー」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開。第 4 回ジャパン SDGs アワード内閣総理大臣賞、2021 年度 NIKKEI 脱炭素アワードにおいてプロジェクト部門大賞など受賞暦多数。
*サステナビリティ・トランスフォーメーション

【会社概要】
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石 英司
設 立: 2011年5月25日
資本金: 13億498万円(資本準備金 20億3,918万円) ※2022年3月31日現在
事業内容:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」等
コーポレートサイト : https://www.updater.co.jp/


4.本件のお問い合わせ先
<報道関係>
株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部 間内、北川
TEL:03-6805-2228(受付時間 平日 11:00~15:00)
E-mail :pr@minden.co.jp


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