• ホーム
  • ブログ
  • 【企業版アップデーターズ会議から開催決定!】企業のサステナビリティ担当者による「総合的な探究の時間」

【企業版アップデーターズ会議から開催決定!】企業のサステナビリティ担当者による「総合的な探究の時間」

【企業版アップデーターズ会議から開催決定!】企業のサステナビリティ担当者による「総合的な探究の時間」

INDEX

こんにちは!UPDATER・法人営業の厚田です。

今回、スタイリングライフ・ホールディングス様、TBSホールディングス様、日本マクドナルド様とUPDATERの4社で企業のサステナビリティ担当者が高校生に対して「総合的な探究の時間」の授業を行いました。

2023年11月13日(月)-2023年11月18日(土)で、大阪夕陽丘学園高校の1年生全クラスを対象に実施しました。

皆さん、「総合的な探究の時間」とは何かご存知でしょうか。

「総合的な探究の時間」では、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にする高等学校の授業です。

世界の情勢が目まぐるしく変わる現代では、自主的に考え・行動する力が求められていることが伺えます。

企業版アップデーターズ会議を通して高校生への「総合的な探究の時間」の授業実施が決定!

今回の取り組みは、スタイリングライフ・ホールディングス様にお声がけいただき参加させていただきました。  

スタイリングライフ・ホールディングス様には、第1回企業版アップデーターズ会議に参加いただき、他社の企業のサステナビリティ担当者と意見交換をしていただきました。

その際、日本マクドナルド様と意気投合したことで今回の「総合的な探究の時間」の実施が決定しました!    

企業版アップデーターズ会議では、「サステナビリティ担当者同士の横の繋がりを強くする」ことをテ ーマのひとつに掲げているため、実際に企業間を超えて今回の取り組みが実施されたことを心から嬉しく思います。        

生徒は1週間かけて「企業のサステナビリティ」を学ぶ

参加企業のサステナビリティ担当者が講師として授業を実施しました。事前課題を出して、それに対して取り組んだ内容についての発表が生徒からありました。

また、参加企業からは、環境問題や多様性といったサステナビリティに関する課題や、実際に取り組んでいることについて説明しました。 

UPDATERは「気候変動×顔の見える電力」というテーマで授業実施

参加企業が各々の事業に関係するテーマで授業をするなか、UPDATERは「気候変動×顔の見える電力」というテーマで授業を行いました。

まず最初に、生徒さんから事前に1週間かけて調べてきたことについて発表がありました。事前学習として下記の課題を提示して、グループに分かれて調べていただきました。

・再生可能エネルギーとは何か考えよう!
・再生可能エネルギーはこれからの日本に必要かな?なぜそう思う?
・「顔の見える電気」とはどういうことかな...? 考えてみよう!
・推しの発電所を見つけてみよう!

世界に目を向けて、羽のない風力発電などを推しの発電所として設定をしているグループもあり、とても広い視点で調べられていることに、生徒さんたちの意識の高さが感じられました。

私からは、気候変動に関わる世界の動き、気候変動と電気はどう関係しているか、そして私たちにできることはどんなことがあるか、といった内容をお伝えさせていただきました。

特に、自分ごとに捉えてもらうために、「誰のどんな電気が買いたいか」を具体的に考えてもらいました。どの「推し」のアイドルやアーティスト、アニメのキャラクターが作る再生可能エネルギーだったら欲しいかを考えることで、より身近に楽しく考えてもらえることができました!

生徒さんの感想

授業実施後に、ありがたいことに生徒さんからたくさんの感想をいただきました!感想からは、気候変動への危機感や顔の見える電力の意義を感じてもらえたことが分かり、とても嬉しくなりました。

いただいた感想を少しご紹介します。

「コンセントの向かい側にはどんなストーリーがあるのかなんて正直考えたことがありませんでした。電気の見える化をすることによって感謝したりエコにも配慮しながら使えるので素敵だと思いました。極端に再エネを行う事がいい事なのではなくてどれくらい使えば環境に負荷がかかりずらず効率よく電気を利用できるのかが知るきっかけとなったので皆さんに、THANKS賞です!」

「何気ない毎日で利用している電力にはさまざまな人が一つ一つ違ったストーリーを持っていることが分かって、全てが当たり前ではないんだと考え直す鍵となりました。」

「外部企業と共に環境問題について考えることは、私にとってとても新鮮であり有意義な取り組みだと思いました。」

「今日の授業を受けて私は再エネの重要さをより知れました。」

「授業全体を通して、実際の企業と共に一つの課題や問題について考えるということはなかなか体験することができない貴重な機会であり、私自身もこの機会を自分なりに楽しむことができました。」

最後に

高校生の着眼点には驚かされることが多く、ほほが緩みながら生徒さんの発表を聞いていました(また、生徒さんからは、もっともっと話したいという声をいただき、よりにやにやが止まりませんでした)。これからの生きていく未来の中で気候変動の影響に直面する高校生に、自分ごととして考えてもらうきっかけとなれていたら嬉しいです。

今回の授業は、PLAZAを運営するスタイリングライフ・ホールディングス様の「サステナビリティ領域においては、企業間競争だけではなく、他の企業と相互に連携し共に課題解決を図る共創型の取り組みが重要ではないか 」という思いから実現に至りました。

気候変動や生物多様性、地域活性化などは人類の共通課題なので、今後も企業間の壁を超えて連携をしていきたいと強く思いました。

WRITER
厚田梨帆(通称:あっぴ)
厚田梨帆(通称:あっぴ)

2022年4月、株式会社UPDATERに入社。就職を機に福岡から東京に上京。中学校3年生から韓国ドラマと音楽にはまり、9年間推しを追い続けている。長崎にある大学に通い、平和活動に従事する。大学時代には、カナダ、フィリピン、アメリカに留学とインターンシップを行う。アメリカに留学をしている時にふと「自分はアジアが好きだ」と気づき、それ以来アジア各地を旅行したいと企てている。